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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧いただきまして誠にありがとうございます。
最近、暑くなってまいりましたが熱中症等には
お気をつけて頂ければと思います。
そんな中、この写真は暑い時に空冷エンジンには
非常に重要なクーリングファンになります。
エンジンの上に乗っかております見慣れたものです。
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クーリングファンの裏側になります。
クーリングファンは、ファンハウジングに囲まれており
その隙間は、非常に小さく回転のバランスは非常に需要です。
その為、裏側には回転バランスを取るのに丸く削り
バランス調整を行っております。
一つ一つのクーリングファンの削られ方は
異なり同じ物はありません。
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このクーリングファンが付いておりました車輛は、
エンジンを掛けると何やら金属どおしが擦れている様な
音が聞こえておりました。
それを調べていきますと、このクーリングファン
に行きつきました。
通常、ファンの部分はハウジングに触れる事は
ありませんので、汚れることはあっても
傷ついたり、欠けたりする事はありません。
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通常、クーリングファンがファンハウジングに触れて
しまう様な場合、大体はファンを支える中心の
ベアリングにガタ来ている事が多いのですが
このファンのベアリングはそんなにガタが
きている様には見えません。
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しかし、一部のファンには根元の部分に亀裂が入り
塗装が剥げてしまっている部分もございます。
この亀裂が入ってしまっているファンは、
塗装にも何がぶつかったのかはわかりまんせが、
欠けております。
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ファンの先端部分を見ますと、ハウジングに当たり
削れてしまっているのがよく分かります。
この状態で、このファンを使い続けますとファンも
ハウジングも両方ダメにしてしまいます。
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根元に亀裂が入っていたファンも、先端が削れており
このままの状態は良くありません。
亀裂が入ったことにより、ファンがハウジングに
触れるようになったのか、ファンがハウジングに
触れたことによって亀裂が入ったのかは
分かりません。
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そして、よくよく見てみますとファンの中心の
ベアリングの付け根部分にも亀裂が入っておりました。
ここの亀裂は、あまり見る事がありませんですし
この様に中心部分の亀裂は、ファン全体の
回転バランスを崩してしまいますので
交換しなければなりません。
エンジン掛けて金属の擦れる様な音が聞こえたら
要注意です。
それでは、また。
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