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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
最近、暖かくなったり寒くなったりと気候が
安定しておりませんが如何お過ごしでしょうか。
気候が安定していなくても、エンジンの性能を最大限
発揮させる為、エンジンの温度を一定に保たなくては
なりません。
水冷エンジンはそれを冷却水で行っております。
熱くなった冷却水を冷やすのが、写真のラジエーターに
なります。
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ラジエーターは走っていれば、自然と空気が当たり
冷却されますが、外気温が高かったり走っていない時は
空気が効率良く当たりませんので、電動ファンなどを
付けて冷却します。
ファンの冷却効率を上げる為、カバーはどれも
工夫を凝らしております。
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ラジエーターは、効率良く外気を当てたいので
出来るだけその前に、外気を遮断する物が無いように
配置されます。
その結果、長い時間乗っておりますと埃等が付着します。
付着物が増えますと、ラジエーターに直接外気が当たる
部分が減ってしまいます。
そうしますと冷却効率が悪くなり、
エンジンの性能自体も悪くなってしまうかも知れません。
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更にラジエーターは外気に直接触れている為、
雨が降れば雨水が当たりますし、湿度の高い時は
湿気も直接触れる事になります。
ラジエーターは、水そのものには強く出来ておりますが
埃等が付着しておりますと、それが水分を吸収して
腐ってしまいます。
ラジエーターは内部に熱と圧力が掛かっており
外部が腐食してしまいますと、内部の圧力に負けて
冷却水の漏れが起きてしまう場合があります。
こうなりますとラジエーターを交換するしかありません。
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空冷エンジンには、ラジエーターはございませんが
964・993の場合はオイルクーラーやエアコンの
コンデンサー等がフロント部に収納されており、それらは
外気に直接ふれておりますので、ラジエーターと同じ状態が
起こりえます。
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写真のコンデンサーも、下部に埃等が溜まっており
それが水分を吸収し腐食しておりました。
結果、コンデンサーも腐食を起こしエアコンガスが
漏れてしまっておりました。
これは、埃等が溜まらない様に気を付けなければ
なりませんが、直に見えない部分でもありますので
何ともし難い所です。
それでは、また。
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