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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
最近、外は寒く雨模様の日が多くなっておりますが
如何お過ごしでしょうか。
今回の写真は、964用メインマフラーになります。
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お客様がお乗りの964モデルが、最近エンジン音が
大きいとの事で入庫いたしましたので、早速調べて見ますと
メインマフラーに何やら本来は無い跡が付いておりました。
そこの部分を改めて確認してみます。
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跡の部分を拡大してみますと、これは溶接の跡になります。
以前このマフラーは割れたりしたのを溶接にて修理を
行っていたようです。
その跡は、結構長く何か所かを修理しております。
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溶接の修理は、多数の箇所を行っておりその溶接場所は
今も問題ないのですが、その横の箇所に割れが発生して
おりました。
これでは、また排気漏れが起こりエンジン音も大きく
なってしまうと思います。
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上の部分だけでは無く、下の部分も溶接修理を
行っておりましたが、こちらは溶接修理のすぐ横を
再び割れてしまっております。
こちらも割れが進行してしまっており、再溶接は難しい
との判断になり、今回は他の割れていない中古マフラーと
交換する運びになりました。
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このマフラーは、外殻が割れてしまいましたので
交換を行いましたが、964のマフラーで多いのは
内部に水が溜まり腐食させてしまう事です。
特に冬は、チョットした移動ですとエンジンは暖まらず
ガソリンを燃焼する事によって出る水蒸気が、スグに
冷やされ水滴になってしまいマフラー内部に
溜まっていきます。
それは、結構な量になります。
一度エンジンを掛けましたら、暖まるまで走らせて
あげるのが水分を溜まりにくくする方法になります。
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ヒビ割れ等が無い裏側です。
一度、ヒビ等が入ってしまいますと溶接を行い直しますが
どうしても割れている部分を多少なりとも引っ張りますので
今度は、他の部分に負担が掛かってしまい走行を重ねますと
振動等によりまた割れを誘発してしまいます。
2度目の割れの修理は、難しいかも知れません。
それでは、また。
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