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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
ここ最近は、非常に寒く雨が降る日も多く
いよいよ冬本番かという気候になってまいりましたが
如何お過ごしでしょうか。
そんな中、今回はお客様のお車が集中ドアロックが
動かなくなってしまったとの事で工場に入庫いたしました。
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964・993モデルは、集中ドアロックに
電気式のモーターを使用しております。
確認すると確かに作動しないのでモーターの状態を
確認する為、ドアの内張りを外していきます。
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ドアパネルを外しますと、下の方にドアロックモーターが
潜んでおりました。
電気が流れていませんと、本来モーターはフリーになるので
手動ではロックが動かなくてはいけませんが、
モーターが固着しているのか非常に固くて動きません。
これではドアロックは正しく作動しません。
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ドアロックモーターを取り外してみました。
そんなに大きくなく、軽く出来ております。
形も意外とシンプルです。
しかし、レバーの部分は手で力いっぱい引っ張ても
動きません。
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本来であれば、モーターがフリーになれば
そんなに力を入れずとも、引っ張ればジャバラの部分が
縮んでいる所から
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簡単に伸ばす事が出来ます。
この動きで集中ドアロックは施錠と解除を行います。
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ドアロックモーターを分解してみます。
外見同様、中身もシンプルに見えます。
モーターが回転すると、ギアも一緒に回転し
レバーを左右にスライドさせて、ドアロックの施錠と解除を
行います。
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レバーの先は、斜めにカットされており左側へ
スライドしますと、スイッチに当たる様に出来ております。
このスイッチはドアロックを作動させることにおいて
重要な役割を果たします。
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スライドするレバーを取り外してみますと
モーターとギアが見えます。
モーターは特に変わった形はしておらず、
何処でも見られるような感じになります。
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更にパーツを外していきます。
構造自体は、本当にシンプルです。
配電板よりモーターへ、配線が2本出ており
モーターを動かす為の電流が流れます。
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配電板もシンプルです。
今回、ドアロックモーターが動かなくなったのは
調べて行きますと何らかの原因でモーターに電流が
流れ続けて、モーターが焼き付いて固着してしまった様です。
ドアロックモーターを交換しましたら、
普通に集中ドアロックが作動するようになりましたが、
このままでは不安が残るもの事実ですので、
再度お車の点検を行います。
それでは、また。
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