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【今だから空冷エンジンでしょう!!!!!!Part94】

最終更新日2019/10/25
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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを

ご覧頂きまして誠にありがとうございます。

10月も後半に入り、だいぶ寒くなってまいりましたが

如何お過ごしでしょうか。

今回の写真は、ポルシェ用とは違いますがホーンになります。

電磁ホーンでは無く、空気で鳴らすエアホーンタイプ

になります。
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エアホーンタイプは、空気で音を鳴らしますので

音の出る部分は、ラッパの形そのものになります。

エアコンプレッサーより空気を送られ音が出るのは

人間がラッパを鳴らすのと同じ原理になります。
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ホーンの底の部分を割ってみました。

樹脂製の黒いケースは、密閉式になっており

普段は分解する事を前提には造られておりません。

中を見てみますと、金色の丸い金属が出てきました。
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金属の丸いものは、薄く出来ており非常に軽いです。

空気をホーンに送られるときに、この金属の丸いものが

微振動を起こして音の効果を高めているのかもしれません。

この金属は固定はされておりませんでした。

全体の造りはシンプルになります。
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こちらはエアホーンに送る空気を造るコンプレッサーに

なります。

電気モーターを回転させて、圧縮空気を造りホーンを

鳴らす仕組みになっております。

こちらはホーンと違い、結構な重さがあります。
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コンプレッサーの底を外して見ます。

中心には回転しそうなものがあります。

空気をエアホーンに送り出すホースの差し込み口が見えます。

重くはなっておりますが、こちらの構造も基本的に

シンプルです。

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コンプレッサーの吸入口には、簡単なフィルターが

付いており大きな異物を吸い込まない様に出来ております。

吸入した空気をモーターにて圧縮を行い、ホーンに送り出し

音を鳴らすという仕組みになりますが、

造りは単純なものになります。
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モーターの回転部に対して、周りの円形の囲いが

中心から少しズレて配置されております。

中心の回転部は、十字に金属板が付いており固定は

されておりません。

この回転部がモーターによって高速回転しますと、

十字の板が遠心力により外に飛び出し、

ズレた囲い部分の空気を掻き出す様に圧縮し送り出します。

これによってホーンは音を鳴らす事が出来ます。

可動部を出来る限り少なくした、シンプルな構造です。

一つ一つの構造はシンプルでも、音を鳴らす為には

パーツ個数はある程度、必要になります。

それでは、また。