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【今だから空冷エンジンでしょう!!!!!!Part86】

最終更新日2019/06/24
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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを

ご覧頂きまして誠にありがとうございます。

梅雨に入り、雨が降る日が多くなっておりますが

如何お過ごしでしょうか。

雨の中でもお車を運転される場合もあると思います。

安全運転を心がけて頂ければと思います。

そんな中、今回の写真はベルトセンサーになります。



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ベルトセンサーは、クーリングファンを回すベルトが

切れた時に察知して、チェックランプを点灯させ

ドライバーに知らせる事が役割になります。

クーリングファンが回りませんと、走行中のエンジンの

油温が上がってしまいますので、その役割は重要です。

その重要な役割を担うベルトセンサーもきっと重厚な造り

と思いますが。
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ベルトセンサーのカバーを外して見ますと、

その中身は驚くほどシンプルです。

シンプルな構造の方が、信頼性は増すとは思いますが

どの様な仕組みになっているのでしょうか。



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写真のスイッチは現在、押された状態になります。

左下のコロの部分にベルトが当たりますと押されて

スイッチを常に押している状態になります。

これが、正常な状態になりこの状態ですと

チェックランプは点灯しません。

この状態でも点灯してしまうようでしたらスイッチの部分

自体の不良が考えられます。

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ベルトが切れますと、コロが戻されスイッチが

押されなくなります。

これに反応してベルトセンサーのチェックランプが点灯し

ドライバーにベルトの異常を知らせる仕組みになっています。

構造は本当にシンプルなものになります。



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スイッチからコネクターの所までの配線も必要最低限の

長さでシンプルです。

複雑になれば、それだけ信頼性も低くなってしまいます。

余計なものは、付けない使わないと言うのは非常に重要な

事だと思います。



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基本的にベルトセンサーは、これだけのパーツにて

出来上がっております。

ベルトが切れていなくても、スイッチの部分が駄目に

なってしまいチェックランプを点灯させたり、ベルトと

触れるコロのベアリングが駄目になり、異音を発生させたり

固着したりして使えなくなってしまう場合もございます。

その場合は、交換が必要になります。

何か気になる事がございましたら、早めの対応をお勧め

致します。

梅雨の時期、ドライブの前に点検を忘れずに。

それでは、また。