|
|
いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
9月も中旬を過ぎたのに、暑くなったり雨が降ったりと
気候が安定しておりませんが、如何お過ごしでしょうか。
不安定な気候は、体調を崩しやすくしてしまいますので
体調管理には気を付けて頂ければと思います。
秋のシーズンは、ドライブには最適な時期です。
そんな中、今回の写真は油圧センサーになります。
|
|
|
|
|
油圧センサーは、言葉の通りエンジンオイルの
油圧を計るセンサーになりますが、役割としては
油圧メーターの針を上下させる事と、油圧が低くなった時に
油圧警告灯を光らせると言う2つの役割があります。
その為、配線の差し込み部も2系統になっております。
油圧メーターはちゃんと動いているのに油圧警告灯が光る、
油圧メーターが低い所を指しているのに油圧警告灯が
光らない等、おかしな症状が出てしまうのは2系統に
分かれていて、別々に仕事をしているからなのです。
|
|
|
|
|
写真のセンサーの中心部に、爪楊枝で刺したような
小さな穴が開いておりますが、ここに高圧で流れている
エンジンオイルが入り油圧を計っております。
非常に小さな穴なので、エンジンオイルが汚れていて
不純物が混ざっておりますと、直ぐ詰まってしまい
正しく油圧を計る事が出来ません。
エンジンを守るためにも、こういう計器類を守るためにも
エンジンオイル管理は重要なのです。
|
|
|
|
|
油量と油温は、空冷ポルシェにお乗りの方なら皆さん
気を配られている事と思います。
しかし、油圧は結構気にされていないと言うか
不具合が有ってもさほど問題にはならないだろうと
思っている方が多いように思えます。
実際には、油温、油量と同じくらい油圧も重要なのです。
|
|
|
|
|
上の写真とこの写真は、油圧センサーの取り付けられている
場所になります。
上の写真の赤いキャップが取り付けられている所に、
ねじ込み式で刺さっております。
手前の小さな赤いキャップの部分には、油温センサーが
刺さります。
油圧計に何か不具合が見られる場合は、油圧センサーの交換を
お勧め致します。
大体の場合は、原因が油圧センサーに有るからです。
しかし、油圧センサーを交換しても油圧が低いままの場合、
他の場所を調べなくてはなりません。
特に油圧ポンプその物に、原因があるとなりますと
エンジンを分解しなければポンプの交換が行えませんし、
高回転でエンジンを回し続けると正しい油圧で
エンジンオイルを供給出来ないのは、エンジンその物に
負担を掛けるので良くはありません。
何が原因で油圧メーターが不具合を起こしているのかを
調べる為にも、まずは油圧センサーの交換をお勧め致します。
それでは、また。
|
|
|