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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
こちらは、桜が満開になったとたん雨の日が続いて
おりますが如何お過ごしでしょうか。
ようやく暖かい日も続くようになって来ましたので、
ドライブに出かけるのは最適なシーズンかも知れません。
そんな中で今回の写真は、964カレラ2 CUPになります。
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CUPは、964カレラ2をベースにワンメイクレースである
カレラ・カップの為に作られた専用の車輌になります。
レースに出る為に必要なパーツ以外は、全て取り払い
徹底的な軽量化を行い、カレラ2より230kgの重量減に
なっております。
そして、レースを走り抜くためボディ補強も徹底して
行われております。
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元々、ノーマルのカレラ2でもボディ剛性は高いのですが
それを更に高める為にロールゲージが装着されており
軽量化の為に鉄板が剝き出しになった室内に張り巡らされて
おります。
前の写真2枚と合わせて見ましても、屋根から下部まで
言葉通り張り巡らされております。
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しかも、このロールゲージはただ張り巡らされている
だけではなく、要所要所をボディシェルと溶接されており
更にボディ剛性を高めております。
そして、機能的かつ綺麗にロールゲージを配置して
過去のレースの経験を、惜しげも無く反映させているのだと
思います。
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しかも、これらのロールゲージはボディ剛性を高める
だけでは無く、レース中の万が一の事故の時に
ドライバーを保護する役目もあります。
そんな中、後ろに伸びているロールゲージが
中途半端な位置で終わってしまって居る様に見えますが
これは何でしょうか。
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室内からのロールゲージの裏側をエンジンルームから
覗いてみますと、リアバルグヘッドを貫通しエンジンルーム
まで来ているのがわかります。
そしてエンジンルーム内のメンバーに固定されております。
勿論、しっかりと溶接されております。
これらにより、964カレラ2CUPは
ノーマルのカレラ2とは全く違うポテンシャルを
手に入れております。
964モデルは、ボディ剛性は高く造られておりますが
レースに使用するモデルとなると、更なる上を目指す
あたりがポルシェの凄さなのかも知れません。
それでは、また。
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