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【今だから空冷エンジンでしょう!!!!!!Part41】

最終更新日2017/01/16
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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを

ご覧頂きまして誠にありがとうございます。

このところ、寒波が日本列島に押し寄せて寒い日が

続いておりますが如何お過ごしでしょうか。

夏は暑く、冬は寒い、これは当たり前だと思っておりましたが、

ここまで寒暖の差が激しくなると体調の管理も大変になります。

これは、車にも言える事で月日が経ちますと

写真の様に964のリアセンターガーニッシュが

大変な事になってしまいます。

こうなりますと直す方法は無く、交換するしかありません。
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この写真のリアセンターガーニッシュは、

先程の写真の物より状態が良い様に見えますが、

これも問題が発生しているガーニッシュになります。

雨の日に走ったり、洗車を行いますとこのガーニッシュの中に

水が溜まってしまいます。

水が大量に溜まりますと、最悪バックランプやバックフォグの

電球の所まで浸かってしまいショートや腐食の原因になります。

そこまで水が溜まらなくても、湿気は籠りますので腐食して

しまいます。
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水が溜まる原因で、一番多いのは接着剤で固定されている

パネル間に写真の様な隙間が出来、そこから水が入ってきます。

もう少し他の固定方法は無かったのかと思いますが、

高温多湿の日本の環境の過酷さまでは考慮されて

いないのでしょう、どのガーニッシュも何れはこうなります。

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パネルを完全に剥がしてみました。

ポルシェの文字が入っている赤いパネルは、剥がしてみると

思っていたよりも赤くなく淡い色合いになっております。

貼り付けられていた、もう一つのパーツが黒いので

これを重ねた時に、丁度よい色味になるようにしているのでしょう。

本来は、このパネルの輪郭に合わせてキッチリと隙間なく

接着剤にて固定されているのですが、

雨風やエンジンの熱に晒されるからでしょうかパネル上部の

接着剤から剥がれます。

パネル下部の接着剤は頑張ります。

しかも、ご丁寧にパネル間に空間が出来る様になっており、

上の隙間から水が浸入して、下では漏れ出さないように

しっかりと固定されている。

これでは、水が溜まってしまいます。
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バックランプとバックフォグの部分には、点灯したときに

光が上方向に漏れすぎないように、フィルターの様なものが

はまっております。

それを外すとバックランプ、バックフォグが

ハッキリと見えるのですがバックフォグが赤いのは分るのですが

バックランプは水色なのですね。

これを正常な状態のリアセンターガーニッシュでバックランプを

点灯させると、白っぽく見えるのですから不思議です。

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バックランプとバックフォグは、同じ電球を使っておりますが

光り方が全く違って見えます。

色の違いも有るのかと思っておりましたが、

それだけでは無いようです。

反射パネルの形は同じなのですが、表面をメッキにしているか

そうでないかで、かなり変わってくるようです。

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リアセンターガーニッシュは、シンプルな構造で出来ております。

パネルを固定する、接着剤が剥がれるような事がなければ

もっと長く使用出来る様にも思えますが、新品を発注しても

同じ構造のリアセンターガーニッシュが届きます。

パネルの間に水が溜まってしまう問題は、

永遠に解決される事は無いのかも知れません。

それでは、また。