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【今だから空冷エンジンでしょう!!!!!!Part28】

最終更新日2016/06/13
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 いつもプレステージのポルシェ大好きブログを

ご覧いただきまして誠にありがとうございます。

最近は梅雨らしく、雨が降る日もありますが

如何お過ごしでしょうか。

時々、空冷エンジンポルシェを見ていて思うことがあります。

この車両の個々のパーツの耐久年数はどれ位を想定

しているのだろうかと。

例えば、このドアグリップ。

コンパクトな空冷ポルシェには似つかわしくない、

ガッチリとした金属で作られております。

グリップが丈夫ですと、万が一の事故の時にも

しっかり握ることが出来、安全性も高まります。

ドアグリップ一つに、ここまでの強度は必要かと思いますが

極端な話、耐久年数を何十年単位の相当な数字を

考えていれば必要なのかもしれません。
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窓周りのサッシも同じく、金属で出来ております。

ガラスを支えるフレームまでも何十年も使えるような

丈夫な作りになっております。

この時代は、個々のパーツの可能な限りの最大耐久年数を

考えていたのではないでしょうか。

最新の車とは違い、長く使用できる方が良いという

思いだったのでしょう。
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このエンブレムを見れば、車に興味のある人なら

誰でもわかるポルシェの象徴。

車両にはトランクフードについておりますが、

こちらも金属で出来ております。

エンブレムまでも丈夫です。

空冷ポルシェが新車で売られていた頃は、

良いものを作る為なら、コストを惜しまない時代でした。

それが、各パーツにまで現れていたのだと思います。

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勿論、エンジンパーツもコストが掛かっております。

こちらはクーリングファンですが、こちらも金属で出来ております。

この時代は、本当に全てのパーツが最高の耐久年数を考えて

コストを掛けて作られていることが分かります。

これを現在で行えば、1台の車両の金額はとんでもない事に

なってしまうでしょう。

空冷ポルシェに、今も根強いファンがいるのは

こういう物作りの拘りもあるのではないでしょうか。

それでは、また。