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こちら 空冷エンジン 整備工場 その72

最終更新日2015/06/05
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いつもプレステージのポルシェ大好きブログをご覧頂き

誠にありがとうございます。

6月に入り、梅雨入りした所も有るようですが、何か暑い日が

続いておりますが、如何お過ごしでしょうか。

暑さにも負けず、空冷ポルシェは今日も元気です。

工場にも空冷ポルシェが続々入庫致しております。

写真のポルシェはサイドトリムを取り外して作業中になります。

改めて見てみますと小さなボディに全ての機能を納める為に

オイルホース等は、サイドの隙間を利用して這わせております。

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この写真は、リアバンパーを外しての作業になります。

リアガーニッシュ類も取り外しておりますので、パッと見は

何の車か分からないかもしれませんが、リアにエンジンが

載っており、大きなクーリングファンが見える為、

辛うじて空冷ポルシェだと分かると思います。

空冷ポルシェもナロー時代から時が経つにつれ、

排気量が増え、補記類も増えた為エンジンを取り囲むように

マフラーやらオイルホース等の配管が所狭しと

並べられております。

この小さいボディに良く収めたなと感心させられてしまいます。
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今度は打って変わってフロント部の写真です。

ヘッドライトを取り外して覗いてみました。

フロントフェンダー内部を覗いている事になるのですが、

この中もやはりホース類の配管で埋め尽くされております。

この狭い中に良くホースを納めたなと感心してしまいますが、

1台の車にこれだけのホース類、補記類が必要なのだと

改めて分かった次第です。
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因みにこの写真は、ミキシングフラップモーターになります。

よく壊れてしまうあれです。

写真も物は、993モデル用ですがこちらも時代と共に

進化しており964の時と比べると、配置場所も信頼性も

だいぶ良くなってきていると思います。

よりシンプルにしようと言う心構えは良いのですが、

964と993にパーツの互換性が無い等、不満な点もあります。

しかしこれは、同じ空冷ポルシェと言っても、各年代で個性も

違いますし、何より味わいが違います。

こんな所が、空冷ポルシェの面白さなのかもしれません。

それでは、また。