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いつも、プレステージのポルシェ大好きブログをご覧いただきまして
誠にありがとうございます。
梅雨に入り、雨の日も増え折角の週末なのに・・・・・・・、
と言う事も多いかも知れません。
しかし、空冷乗りは走る事が大好きです!!!!
雨にも負けず走っている事と思います。
エンジンは、空気を吸って燃料を爆発させて走ります・・・・・。
そんな訳で、今回はエアクリーナーボックスの話です・・・・。
写真のエアクリーナーボックスは993用の物です。
しかし、只のエアクリーナーボックスではございません。
サウンドパッケージのエアクリーナーボックスになります・・・・。
ノーマルとは違います・・・・・・。
どこが違うかと言いますと・・・・・、
パンチングの穴が無数に開いております・・・・・。
数で100個ぐらいでしょうか・・・・・・。
たかだかパンチング穴とお思いでしょうが、
この穴が開いているのといないのとでは、
吸気音が違うのです・・・・。
本当に結構違います・・・・・・。
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エアクリーナーボックスの裏側になります・・・・・。
吸気口も形状を工夫して、最適の吸気効率を追求しております・・・・・。
空冷ポルシェは空気流入量をかなり精密に計算しております・・・・・・。
社外エアクリーナーに取り換えただけで、エンジンがアイドリング時に
ハンチングを起こしてしまうのはその為です・・・・・。
この一つ一つのパンチング穴には、
隠された技術と経験があるのでしょう。
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こちらの写真はエアクリーナーボックスを装着したところです・・・・・。
見た感じは、吸気口が銀メッキになっているぐらいです・・・・。
これだけでは、
エンジン吸気音が変わるとは到底考え付きません・・・・・。
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こちらの写真はノーマルのエアクリーナーボックスになります・・・・・・。
パッと見た感じはメッキの部分が有るか無いか位です・・・・・・・。
しかしボックス横にはパンチングの穴は空いておりません。
穴が空いているのといないのとで、
こんなに音が変わるのかと思います。
ちなみにこの画像の993は、ティプトロニックの車両になります。
上の画像の車両は6MT車になります・・・・・・・。
吸気口の横からホースが出ておりますが、これは6MT車に付いており
ティプトロニック車には付いておりません・・・・・。
これもティプトロとMTではエンジンに掛かる負荷が違うので
吸気流入量を考慮した結果なのでしょう・・・・・・。
ここまで細かく設定を変えるのはポルシェ社の拘りなのです・・・・・・。
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吸気音に拘る・・・・・・・・・・・・。
現在の車は、排気音こそ変えて演出しますが
吸気に関しては全く工夫をしておりません。
やはりエンジンは、吸気と排気、両方揃って心地良いのだと思います。
昔のキャブレター車は、取り付けられているキャブで音が変わり、
またそのメーカーも分かったものです・・・・・・・。
しかもそのキャブレターにファンネルを取付ける・・・・・・・、
ノーマルのエアクリーナーを使用する・・・・・・・・、
裸のままで使用するなど、その使い方によって
音質・音圧・音量全てが変わります・・・・・・。
空冷ポルシェはキャブレター時代の車に通じる
最後の車かも知れません・・・・・・・。
空冷エンジンの音が好きだという方は非常に多いです・・・・・・。
それは、ウォータージャケットの無いエンジンから発せられる
爆発音もあるでしょうが、この今の車では決して味わうことのできない
吸気音にも関係するのではないでしょうか・・・・・・・・。
それではまた・・・・・・・・。
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