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【今だから空冷エンジンでしょう!!!!!!Part157】

最終更新日2023/02/13
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 いつもプレステージのポルシェ大好きブログをご覧頂き

誠にありがとうございます。

2月も中旬に入りましたが、まだまだ寒い日が続いておりますが

如何お過ごしでしょうか。

エンジンを掛ける為に作業を行っている空冷ポルシェですが

なかなかエンジンの回転が安定せず不安定な状態が続きます。

もう一度、燃料、点火、配線関係を見直そうとしたところ

カプラーの部分が気になりました。
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カプラーのカバーを外して見た所、配線がはんだ付けされておりますが

部分によって、はんだが瘦せてしまったりほぼ配線が外れている

所が見受けられました。

この様な状態では、正しく電気信号を送る事が出来ませんので

はんだを付け直します。
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また、直接走る事とは関係が無いのですが、点検中にウォッシャー液が

出ませんでしたので、こちらも点検しました。

まずウォッシャータンクの中の水を抜いてみたのですが、

かなりの時間、使用していなかったのでしょうか。

かなりの異物が一緒に出て来ました。

これでは、ホース内を詰まらせてしまいウォッシャー液が

出なくなってもおかしくありません。

まずは、タンク内ホース内の洗浄を行い原因を探ります。
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そして、エンジンの点検を行っている最中に気が付きました。

エンジンマウントのステーが折れている事に。

これは、非常に危険ですので直ぐに対処します。
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ステーの折れた部分を、溶接にて繋ぎ合わせます。

溶接後に錆を出さない為に、溶接した箇所にも塗装を行います。

エンジンマウントは、左右2箇所しかなくどちらかが機能しなく

なりますと、もう片方に大きな負担を強いてしまいますので

非常に重要です。
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エンジンマウントのステーを取り外す際、補器類やマフラー等も

取り外さなけなければなりません。

そして、それらを取り外すのも一苦労になります。

長年使用しておりませんでしたので、それらを固定している

ボルト等も錆や腐食が進んでおり、折らない様に

慎重に取り外します。

この後も、作業はまだまだ続きます。

それでは、また。