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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
関東は、梅雨に入り雨模様が続いておりますが
如何お過ごしでしょうか。
湿度も高く、車にとってはあまり良い環境では
ないですがこの時期も乗り越えていかなければなりません。
さて、今回の写真は何でしょうか。
筒状の部品になります。
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このパーツは、燃料タンクの上部よりはめ込まれており
燃料の残量を測る燃料計になります。
ガソリンエンジンの車は、ガソリンが無ければ
走る事は出来ません。
燃料タンクに、あとどれ位の燃料が残っているのかは
重要です。
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燃料タンク上部より顔を出している所に
コネクターがあり、ここにカプラーを差し込み
情報を受け取ります。
しかしこれが、錆や腐食で正しく情報を送れなくなり
室内の燃料メーターに間違った情報が反映されると
厄介です。
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燃料計の中身になります。
中身は意外にシンプルです。
これ以外、円筒の中には何も入っておりません。
このシンプルな装置で、燃料の残量を量ります。
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円筒の上部と下部の側面には、少し大きさの
違う穴が開いております。
大きめの穴が上にあり、タンクにガソリンを
入れていくとこの筒の中も同じくガソリンに
満たされていきます。
逆にガソリンが減っていきますと、筒の中の
ガソリンも減っていきます。
車が走行中は、加速、減速、コーナリング等で
タンク内のガソリンも大きく揺れる事がありますが、
それでは、正確な残量を量れませんので筒の中の
ガソリンを量る事によって、揺れによる量の変化を
押さえ、出来る限り正確に残量を量ります。
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筒の中にはいっております、フロートになります。
黒い物がフロートで、ガソリンに浮きます。
その為、ガソリンの残量に対して
フロートも一緒に上下致します。
この上下の移動を電気信号で送り
燃料メーターを一緒に連動させ動かします。
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このフロートの一番下には、電極が付いており
ガソリンが減り、フロートがこの電極に振れると
エンプティのガソリンマークが点灯する
仕組みになっております。
しかし、長年使用する事によって筒の中に
錆が出来、フロートがスムーズに上下しなかったり
固着して動けなくなってしまたっりしますと
燃料メーターも上手く作動しない事になります。
燃料メーターの動きがおかしいと感じましたら
お早目の点検をお勧め致します。
それでは、また。
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