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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
寒い日が続いておりますが、如何お過ごしでしょうか。
寒いからと言っても、工場は休むわけにはいきません。
そんな中、1台の車輌は入庫しました。
症状は、いきなり車が前にも後ろにも進まなくなった
との事。
エンジンは普通に掛かります。
ミッションは普通にギアが入ります。
エンジンはスムーズに吹け上がりますが、
前にも後にも進みません。
原因を探るべく、車輌をリフトで上げてみます。
そうしますと、意外に早く進まない理由が分かりました。
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原因になる箇所の写真になります。
ドライブシャフトが抜けてしまっております。
これでは、車輌は前にも後にも動くことは
出来ません。
それにしても綺麗に外れております。
最近のタイヤは、グリップ力等も昔の
タイヤより格段に向上しており
エンジンパワーを無駄なく駆動力を路面に
伝えます。
その分、ドライブシャフトには大きな
負担が掛かってしまいます。
走り続けているうちに、少しづつネジが緩み
最後はこの様な状態になってしまったのだと
思います。
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外れたドライブシャフトと反対側の
シャフトの取り付け部を確認しますと、
やはりネジの緩みが確認出来ました。
こちらもいずれは、ドライブシャフトが
外れてしまう事になると思いますので
ネジを締めなおします。
ハイグリップタイヤを履いていたり
サーキット走行へ良くいかれる方は
点検をお勧め致します。
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また、別の車輌ではウィンドウウォッシャーが
出ないという事で工場へ入庫しております。
こちらも、何で出ないのかを探っていかなければ
なりません。
ウォッシャー液はタンクに入っている
ウォッシャーポンプは正常に作動する。
と順を追って、ありがちな所から
探っていきます。
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ウォッシャー液が出ない件も、
そんなに難しいものではありませんでした。
原因は、ホースの中でウォッシャー液が
古くなりゲル状にドロドロになり
ホースを詰まらせておりました。
この車輌の持ち主は、普段雨の日に乗らない
という事で、ウィンドウウォッシャーを
使わないとの事。
車検時には、ウィンドウウォッシャーが出なければ
なりませんので、修理が必要です。
定期的な、作動確認をお勧め致します。
それでは、また。
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