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【今だから空冷エンジンでしょう!!!!!!Part111】

最終更新日2020/07/23
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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを

ご覧頂きまして誠にありがとうございます。

なかなか梅雨も明けず、雨が降る日が続いておりますが

如何お過ごしでしょうか。

雨が降っても車は、走ることが出来ます。

しかし、晴れている日以上に気を付けなければならないのは

止まる時です。

止まる為には、ブレーキが重要です。

今回の写真はブレーキパッドになります。
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今回、ブレーキパッドが減っておりましたので

交換作業を行いました。

ブレーキローターをこのブレーキパッドにて両側を

挟みこんで車輛を停車させます。

このパーツは、本当に重要なパーツになります。

一つのブレーキキャリパーに、最低2枚のパッドが

使われており、本来は両側のパッドが均等に摩耗

していく物になります。

写真のパッドも両側とも、同じくらいの残量になります。
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こちらの写真のブレーキパッドは、摩耗の仕方に差があります。

しかも、結構な差です。

これは、車輌を止める時のブレーキキャリパーの動きが

両側とも同じではなく、摩耗が少ない側のピストンが固着等に

よって動きが悪くなり、摩耗が多い側のパッドによって

車輌を止めている状態になっているようです。
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パッドの残量も、差がありますのでパッド交換を行うのは

勿論、ブレーキキャリパーが左右均等に動いているのかも

確認しなければなりません。

動きが左右で違っているようでしたら、新品のパッドを

組んでもまだ両パッドの摩耗の仕方に差が出てしまいますので、

キャリパーのオーバーホール等も必要になってくるのでは

と思います。
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摩耗が少ない方のキャリパーの写真です。

摩耗が少ないと言いましても、パッドセンサーには

もう少しで触れてしまう所ですので、パッドの交換は

必要になります。

パッドの真ん中のスリッドも少しですが残っている状態です。

尚、ブレーキキャリパーにパッドを固定するパッドピンなる物も

有り、これが錆てしまうとブレーキ時にパッドが滑らかに

スライドしない場合もございます。

これもパッドが均等に減らない原因の一つになりますので

注意が必要になります。
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摩耗が多い側のキャリパーは、真ん中のスリッドも

完全に無くなってしまっております。

しかも、パッドセンサーまでローターに触れて

減っている状態です。

これは、完全にパッドの交換が必要になります。

しかし、今回はパッドの交換だけですとまた

パッドの片側の摩耗を早めてしまいますので、

キャリパーのオーバーホールも同時に行って

しまいます。

車は走る事も重要になりますが、止まるという事は

更に重要です。

安心、安全の為、ブレーキに関する事は気が付いたら

直ぐに対応する事が重要です。

それでは、また。