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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
今日は、とても寒くこちらも雪が降りましたが
如何お過ごしでしょうか。
今回の写真は993モデルのシートになります。
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空冷時代の純正シートは、オプションにて電動で
可動する部分を選ぶことが出来ました。
矢印の付いた円形のスイッチが2個付いておりますが
右側のスイッチは、上下が座面の前側の高さ調整になり
左右は座面の前後スライド調整になります。
右から2番目のスイッチは、上下が座面の後ろ側の高さ調整
になり、左右は背もたれの角度調整になります。
さらにその左の長方形のスイッチは、シートヒーター用に
なります。
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シートヒータースイッチの更に左側にメクラがあります。
ここにはオプションのランバーサポートスイッチが
入ります。
シートの電動作動部分をオプションで細かく選ぶ事が
出来ましたので、スイッチを装着する部分は
予め準備されておりました。
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メクラは簡単に取り外す事が出来、
直ぐにスイッチを収める事が出来るようになっております。
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シート座面の裏側には、電動部分を稼働させる為の
配線やユニット、モーター等が収められております。
各種パーツを交換しやすくしているのか、意外と
剥き出しで配置されており、構造が良く分かります。
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座面の前側に、モーターが3個配置されております。
右側が座面前側の高さを調整するモーター、
真ん中が座面を前後にスライドさせるモーター、
左側が座面後ろ側の高さを調整するモーターになります。
これらがオプションで選ばれておりませんと、
ここにはモーターが付いておりません。
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モーターより、左右にワイヤーが出ており
これを回転させる事によって、各可動部の調整を行います。
写真は真ん中のモーターで、座面を前後スライドさせますが
左右二つのモーターも同じようにワイヤーが出ており
座面の高さを調整致します。
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この写真は、座面の高さを調整しますシャフトに
なります。
これが前後左右の四隅に付いており、前側2個と後ろ側2個が
各スイッチによって別々に動き高さを調整します。
ワイヤーからシャフトには、ギアを経由して作動を
行いますので、そこが不具合を起こして調整が出来なく
なってしまう場合がございます。
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こちらの棒は、座面を前後にスライドさせる為のパーツに
なります。
ワイヤーの回転と一緒にネジ状の棒も回転し、
スライドします。
一番前側と一番後ろ側までスライドさせますと、
ネジ山が噛んでしまい動かなくなってしまう事が
有りますので注意が必要です。
ここまでの作動部は、パーツが座面下に有りますので
何かトラブルが起きても、状態確認は比較的簡単です。
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この写真はヘッドレスト部分になります。
座面下には、3個のモーターしかなく座面前後の高さ調整と、
座面の前後スライドに使用されております。
しかしこのシートは、背もたれのリクライニングも
電動で稼働しますのでモーターが1個足りません。
リクライニング用のモーターは、このヘッドレスト内部の
フレームに取り付けられております。
状態確認を行いたい場合は、その作業は結構大変になります。
表皮からクッションまで取り外し
フレームを見られるようにならなければなりません。
電動リクライニングが動かなくなった場合は、
他より作業に手間が掛かります。
それでは、また。
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