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【今だから空冷エンジンでしょう!!!!!!Part83】

最終更新日2019/03/04
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 いつもプレステージのポルシェ大好きブログを

ご覧頂きまして誠にありがとうございます。

久々に雨の日が続いており、真冬に戻ったのかと言う様な

寒さになっておりますが、如何お過ごしでしょうか。

今日は寒い一日ですが、このパーツは熱いです。

スパークプラグになります。
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スパークプラグは、ガソリン自動車には非常に重要な物で

ガソリンをエンジン内で着火させる動力源になります。

写真の中心部、黒い鉛筆の芯の様な物が中心電極になります。

ここから高圧の電流を流し、ガソリンを着火させます。

写真の物は綺麗ですが、プラグ自体は消耗品なので

使い続けますと、中心電極の角が丸まってきたり

プラグの金属部分が焼けてきたりします。

定期的な点検が必要なパーツになります。
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こちらの写真のプラグは、中心電極の部分が

黒く煤けております。

長い期間使い続けた結果、煤けて劣化する場合もありますし

何らかの原因で、燃料の混合比が濃くなっている等で

不完全燃焼を起こし、スラッジが溜まってしまっている等

色々、黒く煤ける原因は考えられます。

しかしここまで煤けてしまいますと、プラグ本来の性能を

発揮する事が出来ず、またスラッジを増やしてしまう

原因にもなりますので、早急な対応が必要になります。

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また、電極周りが煤けてしまうのはエンジンに合った

熱価のプラグを使用していない場合にも起こります。

熱価が高いプラグの場合、熱が逃げやすい構造になっており

熱が逃げやすいと言う事は発火部が焼けにくくなり

プラグ温度が低くなりすぎて、不完全燃焼を引き起こし

スラッジを出してしますので、使われているプラグが

エンジンに合った熱価なのかを、確認する事も重要です。

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プラグの熱価が適正でも、バッテリーを上げない為などで

エンジンを定期的に掛けている場合、エンジンが暖まる前に

エンジンを切ってしまいますと、不完全燃焼を引き起こし

スラッジが溜まったり、かぶらせてしまったりします。

ではプラグの熱価が低ければ良いのか言いますと、

逆にプラグの温度が上がりすぎ、異常燃焼を誘発してしまい

最悪の場合、ピストンの焼付け等を招く原因になります。

まずはお乗りのお車の、適正な熱価を調べて頂きプラグを

選んでいただければと思います。

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プラグの状態を確認する為には、外して見なければ

なりません。

エンジンを正常に動かす為には、正しい点火が必要です。

964・993のNAモデルは、12本のプラグを使用します

ので更に重要です。

お車の点検時に、プラグの確認をする事をお勧め致します。

それでは、また。