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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
最近、猛暑だ酷暑だと暑い話しか聞かないような気が
しますが如何お過ごしでしょうか。
空冷ポルシェをお乗りの方で、タイヤ交換をされる場合、
N指定のタイヤにしますかと聞かれた方もいらっしゃるかと
思います。
このN指定とは何なのでしょうか。
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N指定とは、ポルシェ社が各タイヤメーカーに性能要求を
行い、それを満たしポルシェ社が認証したタイヤに
与えられる指定になります。
この指定されているタイヤは、ポルシェ社が認めたと言う
事になります。
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N指定タイヤは、サイドウォール部にN数字で刻印されて
おります。
字体の大きさやデザインは、指定がない様で各メーカー
好き勝手に書いております・・・・・。
Nの後の数字は、認証を受けた時期を表しており
性能のランクではありません。
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空冷ポルシェなどの９１１モデルは、リアエンジンに
なります。そして基本リア駆動になります。
その為、特に走行中のリアタイヤにはフロントエンジンの
車輌では考えられない負担が掛かっております。
フル加速時には、最大前後の重量配分が１：９になってしまう
場合もあります。
しかも、リアにエンジンがある為その熱が容赦なく
リアタイヤに伝わります。
そのタイヤにとっては、過酷な状況でも性能を如何なく
発揮出来るように、ポルシェ社の要求は非常に厳しい
物になっており、Nのマークが有るタイヤは
同じサイズのタイヤと比べても構造が違います。
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前の写真とこの写真は、９６４用１７インチサイズの
タイヤの物ですが、同じサイズでも前の写真が非N指定の物
この写真がN指定の物でサイズと速度記号までは一緒ですが、
耐荷重の数字が違います。
非N指定のタイヤの方が、９３の数字になっており１本の
タイヤ当たりの荷重耐久性は大きい事になります。
空冷ポルシェはリアエンジンの為、圧倒的にリアヘビーで
同じサイズでも汎用タイヤより荷重耐久性は
必要無いのでしょう。
その代わり、他の部分の要求はあると思います。
ポルシェ社が求める性能を満たしているのが、N指定タイヤ。
昨今、タイヤはどんどん進歩しておりN指定に拘らなくとも
良いタイヤはあると思います。
そんな中でも、一度N指定タイヤを使用してみるのも
ポルシェが何を考えてタイヤを認証しているかが分かり
面白いと思います。
それでは、また。
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