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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧いただきまして誠にありがとうございます。
最近、ようやく暖かくなってきたかと思えば雨が降り
また肌寒くなるという日が続いておりますが
如何お過ごしでしょうか。
桜も咲く頃は、ドライブにも最適なシーズンになりますので
春が待ち遠しいです。
そんな中、写真に写っている物は何でしょうか。
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写真の上部には、何やらカプラーを差し込むような
部分もあります。
そして、コロが付いておりそれは回転します。
これは、ベルトセンサーになります。
ベルトにコロを当て、ベルトが張られていることを
確認するセンサーになります。
ベルトが切れたと判断すると、メーターのチェックランプが
点灯する仕組みになっております。
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では、どの様な仕組みになっているのでしょうか。
早速、分解してみます。
分解するのは、非常に簡単でボルト3本で
閉じられております。
開けてみますと、思ったよりもシンプルな構造になります。
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コロが付いている側を大きく撮ってみました。
コロのパーツの取り付け部には、バネが一緒に取り付いており
何も力が加わっていない場合には、バネの力でコロが
押し出されるようになっております。
そしてその下には、何やらスイッチの様な物があります。
これは、何なのでしょうか。
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このスイッチがベルトセンサーの肝の部分になります。
写真のように、ベルトが正常に張られている事を想定し
コロを押してみます。
そうしますと、コロが付いておりますステーがスイッチを
押しているのが分かります。
これによってベルトは正常に張られていると判断し
チェックランプが点灯する事はありません。
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今度は、ベルトが切れたと想定してコロを離してみます。
力が加わらないと、バネの力によってコロが外に出ます。
そうしますと、ステーがスイッチに届かなくなり
押しておりません。
スイッチが押されない事によって、ベルトが切れたり等
何らかのトラブルがあったと判断されて、チェックランプが
点灯します。
しかも、このコロはプラスチックで出来ており
経年劣化によってコロ自体が割れたり
砕けたりしてしまいます。
そうしますと、ベルトにコロが接触しない為
ステーが外へ出てしまい、スイッチが押されなくなって
しまいますので、チェックランプが点灯してしまいます。
しかも、コロが割れたり砕けりしている状態を
そのままにしておきますと、ベルトを傷つけてしまう
場合もあります。
もしもベルトのチェックランプが点灯しましたら、
まずはベルト・センサーの状態を確認する事を
お勧めいたします。
それでは、また。
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