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【今だから空冷エンジンでしょう!!!!!!Part50】

最終更新日2017/03/26
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 いつもプレステージのポルシェ大好きブログを

ご覧いただきまして誠にありがとうございます。

最近、ようやく暖かくなってきたかと思えば雨が降り

また肌寒くなるという日が続いておりますが

如何お過ごしでしょうか。

桜も咲く頃は、ドライブにも最適なシーズンになりますので

春が待ち遠しいです。

そんな中、写真に写っている物は何でしょうか。
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写真の上部には、何やらカプラーを差し込むような

部分もあります。

そして、コロが付いておりそれは回転します。

これは、ベルトセンサーになります。

ベルトにコロを当て、ベルトが張られていることを

確認するセンサーになります。

ベルトが切れたと判断すると、メーターのチェックランプが

点灯する仕組みになっております。
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では、どの様な仕組みになっているのでしょうか。

早速、分解してみます。

分解するのは、非常に簡単でボルト3本で

閉じられております。

開けてみますと、思ったよりもシンプルな構造になります。

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コロが付いている側を大きく撮ってみました。

コロのパーツの取り付け部には、バネが一緒に取り付いており

何も力が加わっていない場合には、バネの力でコロが

押し出されるようになっております。

そしてその下には、何やらスイッチの様な物があります。

これは、何なのでしょうか。
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このスイッチがベルトセンサーの肝の部分になります。

写真のように、ベルトが正常に張られている事を想定し

コロを押してみます。

そうしますと、コロが付いておりますステーがスイッチを

押しているのが分かります。

これによってベルトは正常に張られていると判断し

チェックランプが点灯する事はありません。

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今度は、ベルトが切れたと想定してコロを離してみます。

力が加わらないと、バネの力によってコロが外に出ます。

そうしますと、ステーがスイッチに届かなくなり

押しておりません。

スイッチが押されない事によって、ベルトが切れたり等

何らかのトラブルがあったと判断されて、チェックランプが

点灯します。

しかも、このコロはプラスチックで出来ており

経年劣化によってコロ自体が割れたり

砕けたりしてしまいます。

そうしますと、ベルトにコロが接触しない為

ステーが外へ出てしまい、スイッチが押されなくなって

しまいますので、チェックランプが点灯してしまいます。

しかも、コロが割れたり砕けりしている状態を

そのままにしておきますと、ベルトを傷つけてしまう

場合もあります。

もしもベルトのチェックランプが点灯しましたら、

まずはベルト・センサーの状態を確認する事を

お勧めいたします。

それでは、また。