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【今だから空冷エンジンでしょう!!!!!!Part46】

最終更新日2017/02/19
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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを

ご覧頂きまして誠にありがとうございます。

先日、春一番の知らせが来てこれから春に向かって

行くのでしょう。

今後は、徐々に暖かくなっていくのでしょう。

そんな中、今回も燃料ポンプを分解してみます。
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燃料ポンプと言うからには、燃料を送り出す装置

になります。

これは、内部に仕組まれたモーターによって

燃料タンクからエンジンへ、燃料を常に送り出しております。

モーターですので、電気で動きます。

燃料ポンプの片側には、そのモーターを動かす為の

電極が付いております。

気化しやすく、着火もし易いガソリンを電気で動くモーター

で送り出すのは少し怖い気もしますが、

燃料ポンプ自体はしっかりと密封され燃料が漏れない様な

構造になっております。
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この写真は、ポンプの中にありますモーターの部分に

なります。

この写真を見ると、所謂モーターと言う様な色、形を

しております。

ポンプの筒の中で、ガソリンに浸かりながら

モーターは回転します。

回転し続ける事で、安定した燃料供給を行うことが出来ます。

このモーター一つが、動かなくなってしまうだけで

車のエンジンは掛らなくなってしまいます。

非常に重要なパーツになります。
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この写真は、更にモーターを分解してみた所です。

分解してみますと、更にモーターらしさが出てきます。

どのモーターも銅線がぐるぐる巻きになっていて、

電気を流し磁界を作り回転する。

構造は、大なり小なりはあれど一緒です。

これがガソリンに浸かった状態で回っているので

不思議なものです。



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コイルの部分を、更に分解してみます。

どの様なモーターも同じなのですが、一本の軸棒を

中心にコイルへ電気を送り回転しております。

信頼性と耐久性を実現する為に、基本的にシンプルな

構造になっております。

エンジンが掛かっている時は、常に燃料ポンプは回って

いなければなりませんので、モーターに掛かる負担は

大きなものとなります。

その上ガソリンを通す構造上、丈夫でなければなりません。

本来、分解する事のない燃料ポンプを分解するのは、

なかなか手の掛かる作業になります。



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モーターのコイル部分を取り外しました、筒の中には

少し見にくいかも知れませんが、

強力な磁石が取り付けられております。

コイルに電気が流れますと、磁界が発生して筒の裏の

磁石にくっ付こうとしたり、離れようとしたりする事で

軸を中心に回転しモーターの役割を果たします。

しかしモーターが回っているだけでは、

燃料をガソリンタンクからエンジンへ送り出すポンプの

役割を果たす事が出来ません。

まだ、分解して見なければ分からない所があるようです。

次は、どうやって燃料を送り出しているのかを

調べて見たいと思います。

それでは、また。