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こちら 空冷エンジン 整備工場 その91

最終更新日2016/05/22
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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを

ご覧いただきまして誠にありがとうございます。

近頃、暑い日が続いておりますが

如何お過ごしでしょうか。

暑い暑いと言ってもまだ夏は始まっておりません。

夏は人にとっても、車にとってもバテてしまいます。

夏本番の前に空冷ポルシェも点検を欠かさずに。

写真はクーリングファンカバーになります。

これは、ゴムと樹脂でできておりますが、

年月が経ちますと、次第に硬化してきます。

写真のように亀裂が入り割れてしまいますし、

酷いものになりますと穴が開いてしまいます。

ここに穴が開きますと、上手く冷却風を送れなく

なってしまいます。

気が付きましたら、早めの交換をお勧め致します。
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次の写真は、パワステタンク周りになります。

このパワステタンクはプラスチックで出来ており、

しかもエンジンルームにある為、熱の影響を受けやすく

これも経年劣化で割れてしまいます。

オイルもジワリジワリと漏れてきますので、

旅先でパワステオイルが漏れて無くなっている

と言うような事にならないように、

一度、点検・確認をお勧め致します。
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こちらの写真は、エンジンオイルタンク周りに

なります。

写真の真ん中に写っているオイルホース2本は

非常に短いものになりますが、その役割は重要です。

エンジンオイルが直接、通っておりますので

大変熱くなります。

夏になれば、尚更です。

しかしホースが短いので、ここから一気にオイルが漏れる

と言うことはなかなか起きません。

ここも初めはジワリジワリと漏れ始めます。

最近、エンジンオイルの減りが早いなと思われている方は

こう言った所をチェックしてみるのもいいかも知れません。
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最後の写真は、ガソリンタンク周りになります。

夏に限ったことではありませんが、

今お乗りの空冷ポルシェでトランクを開けたり

室内に乗り込んだ時に、ガソリンの臭いがした事は

ありませんでしょうか。

燃料ポンプからのガソリン漏れの場合のありますし

写真の様にタンクその物、ガソリンの残量を計る

フロートの差し込み口に亀裂が入っている場合も

ございます。

ガソリンは気化しやすいので、タンク上部に亀裂が

入ればトランク内にガソリンの臭いは充満するでしょう。

しかもここは、そのフロートを外してみないと

気づかないかも知れません。

何か最近、ガソリンの臭いがするなと思ったら、

お早目の点検をお勧めいたします。

それでは、また。