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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
3月も中盤に差し掛かり、また寒くなっておりますが
如何お過ごしでしょうか。
本日も雨が降っておりますが、そんな中今回の写真は
ホイールです。これは964カレラRS用の
17インチカップホイールになります。
そう、マグネシウム製になります。
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正確にはこのホイールは、マグネシウム合金ですが
ホイールには鉄やアルミニウム等色々な素材が使われて
おりますが、何故マグネシウムをわざわざ使用するの
でしょうか。
一番最初に思いつくのは、他の素材に比べて
軽いと言う事でしょうか。
比重で比べますと、鉄の4分の1、アルミの3分の2の
軽さになります。
ばね下を軽くすると言う事は、車にとって大変重要な事
なので、マグネシウムを使用するメリットはあるでしょう。
また、減衰能にも他の素材より優れており
実は振動吸収性も良いのです。
これらの理由により、マグネシウムという素材を
使用したのでしょう。
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こちらのタペットカバーは、964になりますが
これもマグネシウムで出来ております。
エンジンブロックはアルミ合金なのにタペットカバーは
マグネシウム製。
これもやはり出来るだけ軽くすると言う事もあるでしょうが、
マグネシウムは他の素材より放熱性に優れております。
そして加熱もされやすいのです。
エンジンは、ある一定の温度で最高のパフォーマンスを
示します。
ですので、出来るだけ早く一定の温度に暖まって欲しいのです。
しかし、温度が上がりすぎるのは厳禁です。
熱しにくく冷めにくいと言うのは、最悪です。
熱しやすく冷めやすい、まさにマグネシウムに最適な
フレーズになります。
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このクーリングファンもマグネシウム製になります。
これは、エンジンの上で回っておりますので、
重心を上げたくないので、マグネシウムを使用して
出来る限り軽くしようとする意図は分かります。
それだけではなく、マグネシウムは他の素材より比強度が
強いのです。軽い割に強い素材なのです。
エンジンを冷却する重要なパーツですので強い素材の方が
良いでしょう。
そして、寸法安定性にも優れており加熱による熱膨張も
非常に少ないのです。
ファンと周りのハウジングの隙間は非常に小さいです。
少しでも接触する様なリスクを減らしたいのは、
誰もが思う事でしょう。
その為、ハウジングもマグネシウムで出来ております。
ポルシェと言うメーカーは、それぞれの素材のメリットを
生かし適材適所に使用していると言う事なのでしょう。
それでは、また。
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