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いつもプレステージの、ポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
8月の途中から、ずっとグズついた天気が続き
9月に入っても相変わらずですが如何お過ごしでしょうか。
そんなハッキリしない天気の中でもプレステージは営業中です。
何気なく911ナロータイプのメーター周りを見てみますと、
5連メーターなのですね。
911はデビューしてから一貫して5連メーターを
採用しております。
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次の写真は、生産期間が一番長かった930タイプの
メーター周りです。
これも5連メーターを採用し、メーター内の数字の字体の
変化はあれど、配置の仕方、メーターの大きさなどは
ナローモデルと一緒です。
逆に言えば、ナローモデルの時にメーター周りは完成して
いたのかもしれません。
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空冷最後のモデル、993タイプになってもメーター周りは
完成しているのでしょう、ナローと変わりがありません。
時代の変化なのでしょう、ハンドルは時が経つにつれ
小径化し、センター部分にはエアバックなる物まで備え付け
られるようになりました。
しかしメーターの配置は変化がありません。
これは凄い事だと思います。
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そんな中、911モデルに一大転機が訪れます。
エンジンがそれまでの空冷から水冷へ変わったのです。
騒音規制、排ガス規制の厳格化によりそれまでの空冷エンジン
を使い続けることが難しくなった結果の変化です。
この初の911水冷モデルは996となります。
エンジンの劇的な変化に対応してボディデザインも一気に
変わる事となります。
それに応じて内装のデザインも変化いたします。
今回ばかりはメーター周りにも変化がありました。
何とか5連メーターであることは意識させておりますが、
ステアリングスポークにメーターが掛かり見えなくなるのを
防ぐために、メーターが全体的に中央へ集まってきております。
これも時代の流れなのでしょう。
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水冷モデルになってからは、911はモデルチェンジを
行うたびにメーター周りも変化していきます。
写真は997モデルになりますが、また5連メーターを意識
させるようにメーターを広げ、丸いメーターが重ねって
いる様に見せております。
996モデルの変化が、当時としては劇的であり実験的なのか
反発もあったのでしょう。
997は外見も内装も、空冷を意識させるようになった
気が致します。
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最後の写真は、911の最新モデルである991です。
基本的に5連メーターのデザインを引き継いでおります。
勿論、現在のトレンドに合わせアナログメーターの他に
液晶を使ったインフォメーション等、人間工学に基づき
見やすく配置されており、進化を感じさせます。
997モデルからは空冷モデルのアイデンティティーを
押し出して、先祖返りをしている様に見えます。
それだけ、空冷モデルの存在はポルシェにとって大きいのだと
思います。
それでは、また。
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