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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
をご覧頂きまして誠にありがとうございます。
梅雨に入り、雨模様の日が増えてまいりましたが
如何お過ごしでしょうか。
そんな中でも空冷ポルシェは元気です。
写真の空冷エンジンは1974年型の911カレラ2.7に
なりますが、クーリングファンが真ん中にあるおなじみの
光景は911がデビューした1963年から変わりません。
どの年代の空冷エンジンを見てもあるべき物がそこに有ると
ホッとします。
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一番、空冷エンジンで思い浮かべる光景は
このクーリングファンではないでしょうか。
どの年代のクーリングファンも素材はマグネシウム合金で
出来ております。
これはファン自体が軽量でなくてはならない為、
この素材が選ばれております。
ポルシェは昔から適材適所の素材を選び最高の品質を
目指していたのです。
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この74カレラ2.7の吸気ポートの部分は
この時代の定番のキャブレターが付いておりません。
その代わり、現在の車にも似たガソリンを送る細い管が
ポートに刺さっております。
そうなんです、この車輌にはボッシュ製の
メカニカルインジェクションポンプ(通商メカポン)が
装備されております。
その後の空冷ポルシェに装着されたKジェトロ、LEジェトロ
と言ったボッシュインジェクションの大先輩にあたります。
このキャブレターとは違った機能美的な物は、
何とも言えない魅力です。
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空冷ポルシェの外見は、基本的に1963年から
1997年までライト周りを除いて大きな変化はありません。
特にルーフ廻りのデザインは変わっておりません。
そんな中で違いを探すのならば、初期の空冷モデルは
リアのクォーターウィンドウが開閉しました。
これは室内の換気を行うには非常に有効なのですが、
何故止めてしまったのでしょう。
密閉性等が悪くなってしまうのでしょうか。
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この写真は、空冷ポルシェをお好きな方ならお馴染でしょう。
フックス製アロイ合金ホイールになります。
このデザインも1989年モデルまで使用されました。
強度、重量、デザイン共に優れており、
このホイールが911モデルの初期より採用されているのは
デザインにおける優れた観点、設計における先見性の賜物と
思います。
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最後の写真は機能とは関係ないのですが、
カレラのサイドデカールになります。
これが最初に採用されたのは73カレラRSになりますが
その後も、色々な空冷ポルシェに貼られているのを見かけます。
空冷のみならず、水冷モデルでもこのデカールが貼られているのを
見かけます。
確かにこのデカールを見ると、直ぐに911モデルを
思い浮かべますし、高性能な感じもします。
デカール一つで、人にここまで想像されるのも珍しいでしょう。
次回は内装についてご案内させて頂ければと思います。
それでは、また。
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