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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
最近、涼しくなってきたかと思うと
暑くなってみたりする良く分からない日が
続いておりますが、如何お過ごしでしょうか。
今回も前回に引き続きマイナートラブルの
ご案内をさせて頂きます。
まずこちらの写真はドライブシャフト
になります。
シャフトブーツが千切れてしまいグリスが
飛び出してしまっております。
これでは車検も通りませんし
ベアリングにも負担を掛けてしまいます。
即時に交換をしなければなりません。
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次の写真はリテイニングフレームというもの
になります。
最近、暑い日に993モデルのクラクションが
鳴りっ放しになるという症状が出ております。
その原因がこちらのリテイニングフレームの
茶色い丸ポッチです。
このフレームはエアバックを支えており
ホーンスイッチの役割も果たしております。
ポッチの部分がゴムで出来ておりこれを
押すとホーンが鳴ります。
しかしゴムで出来ておりますので、
ヘタリます。そうしますとスイッチの役割を
果たせず、エアバックの重さに負け
スイッチが常に接触状態になりホーンが
鳴り続けます。特に暑い日に起きるのは
ゴムが暑さで柔らかくなるからでしょう。
これはフレームごとの交換になります。
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この写真はエンジンルームにあります、
パワステオイルタンクになります。
プラスチックで出来ております。
オイルの容量を見やすくする為、
タンクの上半分が透明になっており
下は黒くなっております。
親切な気持でこの様な形に
なったのでしょうが、如何せんここは
エンジンルームです。
熱が溜まります。
そこにプラスチックです・・・・。
しかもタンクの真ん中で二つくっつけて
おります。月日が経つとその繋目から
オイルが漏れます・・・・・。
こうなりますと、タンクごとの交換
になります・・・・。
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こちらの写真はエンジンの後ろの部分、
チェーンカバーになります。
ここを潤滑するオイル自体に圧力は
掛かっておりませが、熱は持っております。
長らく使用してますと滲みから始り
最終的には漏れます・・・・。
放っておいても漏れが止まる事は
ありませんので、漏れ始めたら修理を
行います。
この場合は、パッキンの交換となります。
その時にグロメットも同時交換しておくと
安心かも知れません。
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最後の写真はタペットカバーになります。
これは空冷ポルシェにおいては定番中の
定番かも知れません。
ここから、オイルが漏れ始めますと
ヒートエクスチェンジャーにオイルが掛かります。
ヒートエクスチェンジャーの中には排気管が
通っておりますので非常に高温です。
ここにオイルが掛かりますと熱せられ
白煙を噴きます・・・。
タペットカバーからのオイル漏れは
非常に分かり易いです。
通常、このオイル漏れへの対応策は
タペットパッキンの交換を行いますが
993モデルは、タペットカバーが樹脂で
出来ておりこれが熱により歪んでしまう
場合がございます。
そうしますと、パッキンだけの交換では
オイル漏れは止める事が出来ません。
タペットカバーの交換も一緒に行います。
この様に、ドライブを楽しむ上で
気をつけなければならない事は
他にもございます。
快適な空冷ライフを楽しむためにも
何かお気づきの点がございましたら、
早めの点検をお勧め致します。
それでは、また。
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