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こちら 空冷エンジン 整備工場 その33

最終更新日2013/04/19
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いつもプレステージのポルシェ大好きブログをご覧いただきまして

誠にありがとうございます。

日が経つにつれ・・・・・、だんだん暖かくなってきている

今日この頃ですが・・・・、如何お過ごしでしょうか・・・・・。

ドライブを楽しむには最高のシーズンです・・・・。

皆様も、大好きな車でドライブを楽しんで頂ければと思います・・・・・。

そんな中・・・・、1台の車が工場へやってまいりました・・・・・・。

996です・・・・・。水冷です・・・・・。

聞けば、走っている最中に

突然エンジンルームから白い煙が出てきたとの事・・・。

早速エンジンルームを開けて確認してみます・・・・。

エアクリーナーは外しております・・・・・・。

そして・・・・・、写真左の冷却水のリサーバータンクが・・・・・、

空になっております・・・・・・。

どうやら白い煙は水蒸気のようです・・・・・・・。

では・・・、どこから水蒸気が出たのかを探らなければなりません。

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水が漏れた形跡がないか・・・・・・、探っていきます・・・・・。

漏れた形跡を探すため・・・・・・・、補器類を外し

エンジンルームを奥へ奥へ進んでいきます・・・・・・。

最近・・・・・、水漏れを探すという作業を行った記憶がなかったのですが

それもその筈、空冷エンジンには冷却水がございません・・・・・。

新しいポルシェは、点検箇所が増えているのですね・・・・・。

水があり、それが漏れている以上・・・・・、

漏れている場所を特定するほかありません・・・・・・・。

奥へ進んでいきますと・・・・・・、怪しい箇所が見つかりました。
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見ずらいですし・・・・・、手も入らないので・・・・、

インテークマニホールドも外してみました・・・・・・・・。

それでも見にくいので・・・・・・、ライトを照らしてみます・・・・・。

このライトを照らした先には・・・・・・、

オイルセパレーターがあります・・・・・・。

オイルセパレーターは、ブローバイガスの中に含まれております、

エンジンオイルと空気・水分を分離する装置になります・・・・・・。

分離されたエンジンオイルは再度、

オイルタンクに戻り通常利用されます。

このオイルセパレーターは・・・・・・・、

結構重要な役割をしております・・・・・・。

どうも・・・・・、これから冷却水が漏れているようです・・・・。


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オイルセパレーターを取り外して見ました・・・・・・。

少しピントがずれておりますが・・・・・、

冷却水の通るところに水を通して圧力をかけてみました・・・・・・・。

そうすると・・・・・・・・・、

本来は何もないところから・・・、泡が出てまいりました・・・・・・。

冷却水がここから漏れている事が確定しました・・・・・・・。

早速、交換します・・・・・・・・・・。

しかし・・・・・、このオイルセパレーター・・・・・、

本体自体の価格はそんなにしません・・・・・・。

しかし、車にとって重要なパーツで結構、

熱と圧力がかかる物なのに・・・・・、

何故・・・・・、プラスチックで出来ているのでしょう??

しかも、取り外しにくいエンジンルームの奥にあるのでしょう??

今回はオイルセパレーター本体の取り外しでしたので良かったものの

これが周りのホースも取り外すとなると・・・・・、

エンジンを降ろさなければならないとの事・・・・・・・。

パーツの値段に対して工賃は・・・・・・・、

結構大変な事になりそうです・・・・・・・。

最新の車は、合理的でコストを考えて造られております・・・。

しかし、何でもかんでもプラスチックにすればいいのでしょうか・・・・。

仮にプラスチックにするのならば、こんな熱と圧力がかかる物・・・・・、

ダメになってしまうのは解りそうな気がしますが・・・・・・。

ダメになるのが解るのであれば・・・、

交換をするのが前提であれば・・・・、

もっと交換し易い場所に在ってほしいものです・・・・・。

久々にじっくりと水冷ポルシェのエンジンルームを覗きましたが、

合理的ってこういう事なのかな?と少し思ってしまいました・・・・・・。

適材適所というのは・・・・・、

今も昔も変わらず在る様な気がします・・・・・・・。

それでは・・・・・、また・・・・・。