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こちら 空冷エンジン 整備工場 その23

最終更新日2012/10/09
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いつもプレステージのポルシェ大好きブログをご覧いただきまして

誠にありがとうございます。

異常に暑かった日も終わり、だんだん涼しくなってまいりましたが

いかがお過ごしでしょうか。

車にも人間にも優しい日々が続いている今日この頃です。

しまっていた車を引っ張り出し、ドライブに出かけるには

最高のシーズンになります。

大切なお車の整備などは怠らず行っている方は多いとは思いますが、

ドライブの前に今一度、点検して頂きたいことがございます。

それは・・・・・・・、タイヤです。

意外とは思うかもしれませんが、結構見落としている部分が

多いのも事実です。

例えば、写真のように釘の様な物が刺さっている場合・・・・、

たまたまタイヤを見たときに目立つ場所に

刺さっていればいいのですが、

結構死角にいることが多い厄介な物です・・・・・・・。

気付かず走れば、徐々に空気は抜けますし、

何かの衝撃で釘が抜けてしまうと一気に空気が抜けてしまいます。

目立たないけど、厄介な存在です・・・・・・・・。
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また、この写真はタイヤの溝自体はまだしっかりあります・・・・・。

しかし、よく見ますと・・・・・・、

溝の部分などに細かなヒビが入っております。

これは典型的な経年劣化になります・・・・・。

あまり車に乗らない方に多く見受けられます・・・・・・・。

タイヤは溝があれば良いだけではなく、

時間が経ちゴムが固くなりますと

タイヤ本来の性能を発揮しなくなります・・・・・。

更にヒビまで入ってしまうと・・・・・・・。

ある日突然、タイヤがバーストしてしまう事も・・・・・・・。

この様な事態は、誰もが避けたいと思いますので、

早めの交換をお勧め致します・・・・。
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この写真はどうでしょうか・・・・・・・・。

一見すると、釘が刺さっているわけでもなく・・・・・・・、

ヒビが入っているわけでもありません・・・・・・・。

しかし、よく見てみますと・・・・・・・・、

真ん中の部分の溝が外側に比べて、明らかに減っております。

スリップサインも出てしまっています・・・・・・・。

これは、偏摩耗です・・・・・・・・。

車高を下げている車などに多く見受けられます・・・・・・・。

これは、外側から見るだけでは分かりません。

もし、外側だけ見て溝があるから大丈夫だと思いっきり走ってみたら

実は内側の溝は全くなかったなんて事も・・・・・・・。

この状態も、タイヤの性能を100%出せませんので危険です・・・・・。

勿体ないかもしれませんが、早めの交換をお勧め致します・・・・・・。
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やはり、タイヤは溝があり、ヒビが入っておらず、

ゴムも柔らかくなければ本来の性能を発揮することは出来ません。

折角高性能なタイヤを奮発しても、

本来の性能を発揮できない状態ですと

意味がありません・・・・・・・・・。

タイヤは消耗品です・・・・・・・・。

乗れば減ります・・・・・・・・・・。

置いとけば固くなります・・・・・・。

乗っても乗らなくても、定期的な交換は必要です・・・・・・・。

その時期を見極めるためにも、お出かけの前に今一度タイヤの

チェックを忘れずに・・・・・・・・。
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世の中には、色々な性能の車が走っております。

しかもそれらの車の性能はまちまちです・・・・・・・・・。

しかし道路走る車は皆、タイヤで走っております。

しかも、そのタイヤのごく一部だけを接地させ走っております・・・。

50馬力の車も、500馬力の車もその力を路面に伝えているのは

タイヤです・・・・・・・・・・。

車を止めるのも、ブレーキの抵抗力を路面に伝えるのはタイヤです。

走る・曲がる・止まるを根本で支えているのはタイヤです・・・・・・・。

どんなに高性能な車両でもタイヤが性能を発揮しなければ

宝の持ち腐れです・・・・・・・。

ドライブを楽しむために・・・・・・・、

是非、タイヤの点検を忘れずに・・・・・。

それでは、また・・・・・・。