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【今だから空冷エンジンでしょう!!!!!!Part25】

最終更新日2012/06/19
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 いつも、プレステージのポルシェ大好きブログをご覧いただきまして

誠にありがとうございます。

梅雨に入り、雨の日も増え折角の週末なのに・・・・・・・、

と言う事も多いかも知れません。

しかし、空冷乗りは走る事が大好きです!!!!

雨にも負けず走っている事と思います。

エンジンは、空気を吸って燃料を爆発させて走ります・・・・・。

そんな訳で、今回はエアクリーナーボックスの話です・・・・。

写真のエアクリーナーボックスは993用の物です。

しかし、只のエアクリーナーボックスではございません。

サウンドパッケージのエアクリーナーボックスになります・・・・。

ノーマルとは違います・・・・・・。

どこが違うかと言いますと・・・・・、

パンチングの穴が無数に開いております・・・・・。

数で100個ぐらいでしょうか・・・・・・。

たかだかパンチング穴とお思いでしょうが、

この穴が開いているのといないのとでは、

吸気音が違うのです・・・・。

本当に結構違います・・・・・・。
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エアクリーナーボックスの裏側になります・・・・・。

吸気口も形状を工夫して、最適の吸気効率を追求しております・・・・・。

空冷ポルシェは空気流入量をかなり精密に計算しております・・・・・・。

社外エアクリーナーに取り換えただけで、エンジンがアイドリング時に

ハンチングを起こしてしまうのはその為です・・・・・。

この一つ一つのパンチング穴には、

隠された技術と経験があるのでしょう。

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こちらの写真はエアクリーナーボックスを装着したところです・・・・・。

見た感じは、吸気口が銀メッキになっているぐらいです・・・・。

これだけでは、

エンジン吸気音が変わるとは到底考え付きません・・・・・。
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こちらの写真はノーマルのエアクリーナーボックスになります・・・・・・。

パッと見た感じはメッキの部分が有るか無いか位です・・・・・・・。

しかしボックス横にはパンチングの穴は空いておりません。

穴が空いているのといないのとで、

こんなに音が変わるのかと思います。

ちなみにこの画像の993は、ティプトロニックの車両になります。

上の画像の車両は6MT車になります・・・・・・・。

吸気口の横からホースが出ておりますが、これは6MT車に付いており

ティプトロニック車には付いておりません・・・・・。

これもティプトロとMTではエンジンに掛かる負荷が違うので

吸気流入量を考慮した結果なのでしょう・・・・・・。

ここまで細かく設定を変えるのはポルシェ社の拘りなのです・・・・・・。

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吸気音に拘る・・・・・・・・・・・・。

現在の車は、排気音こそ変えて演出しますが

吸気に関しては全く工夫をしておりません。

やはりエンジンは、吸気と排気、両方揃って心地良いのだと思います。

昔のキャブレター車は、取り付けられているキャブで音が変わり、

またそのメーカーも分かったものです・・・・・・・。

しかもそのキャブレターにファンネルを取付ける・・・・・・・、

ノーマルのエアクリーナーを使用する・・・・・・・・、

裸のままで使用するなど、その使い方によって

音質・音圧・音量全てが変わります・・・・・・。

空冷ポルシェはキャブレター時代の車に通じる

最後の車かも知れません・・・・・・・。

空冷エンジンの音が好きだという方は非常に多いです・・・・・・。

それは、ウォータージャケットの無いエンジンから発せられる

爆発音もあるでしょうが、この今の車では決して味わうことのできない

吸気音にも関係するのではないでしょうか・・・・・・・・。

それではまた・・・・・・・・。