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こちら 空冷エンジン 整備工場 その17

最終更新日2012/03/31
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 いつもポルシェ大好きブログをご覧いただきまして

誠にありがとうございます。

もう3月も終わろうといしておりますが、如何お過ごしでしょうか。

桜もまだ咲かず、日が暮れるとまだまだ寒くいつになったら

春が来るのだろうと言う感じですが、

風邪をひかないよう日々気をつけております。

今回の写真は以前、ご案内したかもしれませんが

Kジェトロニックです・・・・・。

前回は930ターボでしたが、今回は964ターボです・・・・・。

見た目もチョット違います。

チョットお洒落になってます・・・・・・・。

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見た目は違えでど、機能は一緒です・・・・・・・。

またも燃料を供給する為の弁が固着してしまい上手く燃料を供給しません。

もう他の車でも経験済みなので、もうサクサク補記類を外し、

Kジェトロ本体もあっという間に外してしまいました。

しかもKジェトロ本体も肝心な部分が外されておりました・・・・・・。
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ハイ、これが弁のある肝のパーツになります。

早速、弁を押してみます・・・・・・・・。

やはり動きません・・・・・。

これから、スムーズに弁が動くよう弁を一度引っこ抜き

調整して掃除して・・・・・・・、

また慎重にはめ込みます・・・・・・・・・。

はめ込み後、作動チェックを行いスムーズに動いたらOKです。

今回は前回ほど苦労せず、作業が進みました・・・・・・・。
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正常に作動するようになったKジェトロを元の場所に戻します。

ついでですので、他の補記類も点検したのですが、

何分状態が良い964ターボですので・・・・・・・・、

特に悪い所も見つからず・・・・・・。

何だか淋しそうにインタークーラーを取り付けるのでした・・・・・・。
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予想以上に、964ターボの作業が早く終わってしまったので

時間を持て余せておりましたら、燃料ポンプが転がっておりました。

ポルシェ用とは違う・・・・・・、少し小さな燃料ポンプです・・・・。

これを見て思うのですが、

どんな車でも燃料ポンプは付いているのですね・・・・。

そして、このパーツは消耗品の一つなのねと・・・・・・・・。

どんな車にも付いていますが、

どんな車でも寿命が来るのだと・・・・・・。

この燃料ポンプも寿命を迎え、新品と交換されるとの事・・・。

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そして、燃料ポンプを取付けようとしている所なのですが、

リアシートを外して交換するのですね・・・・・・・・・。

ポルシェではこの様な光景を見ないので新鮮に映ります・・・。

しかし室内で燃料ポンプを交換・・・・・・・・、

雨に濡れなくて良いかもしれませんが、

ガソリンの臭いが室内に充満しそうで・・・・・・・・、

交換後すぐには車を運転できないような気がします・・・・・・。

車の開発とは、只走ればいい、只乗れればいい、只使えればいい

だけでは無く、機能性やメンテナンス性も考えられている物なのですね。

リアシートを外したらすぐ燃料ポンプは、交換工賃が掛からなそうです。

一昔前の車には無い合理性とでも言うのでしょうか・・・・・・・。

それにしても、

何で964ターボは燃料ポンプが2つ付いているんだろ・・・・・。

一つにまとめる事は出来なかったのかな・・・・・・。

まぁ、後になってみて不思議に思う事は多々ございます・・・・・・・。

それでは、また・・・・・・・・・・。