|
|
|
今回は、エンジンを下ろしてオイル漏れの修理の模様をお届けいたしまーす。
修理する車は、９６４カレラ２です。
お客様のご要望により「完璧に手術しちゃってくださーい！！」というご依頼なので気合を入れて、尚且つ丁寧に愛情を持って作業したいと思います。
それでは早速エンジンを下ろしていきましょ〜う！！
|
|
|
|
|
|
どれどれ・・・・・・なにやらここからのオイル漏れが原因みたいです。
ちょうどシリンダーブロックとクランクケースの合わせ目からのオイル漏れです。
これはあけなくてはだめですね〜。
ここまできたらエンジンオーバーホールやっちゃいますか？
お客様に確認の電話しないと・・・・・。
プルルルル・・・、ガチャッ、「もしも〜し」、お世話になっておりま〜す、プレステージです。今お預かりしている９６４の件ですがオイル漏れをしている箇所がですね・・・・・ご説明すると・・・・・・「分かりました、とことん直しちゃってください、こいつとは一生付き合うつもりですから！！」
そのお言葉を頂いたとき、この９６４は幸せな車だな〜って思いました。このオーナー様は９６４を本当に大切にしているんだな〜とつくづく思ったのでありました。
そんなお客様の気持ち、無駄にするわけにはいきません！！！！責任をもって作業を始めたいと思います。↓
|
|
|
|
|
|
まずは外したシリンダーヘッドです。
かなり汚れがこびりついていますね。
これから綺麗に磨いていきます。これは磨きがいがありますね〜。
|
|
|
|
|
|
外したバルブです。
今回はチューニング目的ではないので磨いた後、外した部品を組み込みます。
磨くのも大変な作業ですが、綺麗になると気持ち良い〜て感じになりますよ〜☆
|
|
|
|
|
|
次にシリンダーヘッドを外したクランクケースです。
ご覧の通り、ピストンシリンダーも結構きてますね〜★
スタッドボルトに関しては、いわゆる「スタッドボルト抜け」などなくボルト自体にも錆などもないため磨いた後、そのまま流用します。
|
|
|
|
|
|
クランクケースからピストンシリンダーを外しました。
ここまできたらクランクケースをわるまで後一歩です！
|
|
|
|
|
|
じゃ〜ん！
クランクケースをわった写真です。
何かオイルが光って金色に見えますね〜。
ぱっと見綺麗に見えますが（見えないかも）汚れは相当ですね。
今回作業を行っている車輌は走行距離が約１１０，０００キロ走っている車輌です。
年式から見ても約１７年前の車ですからしょうがないですけど・・・・。
今回は人間で言う「あかおとし」みたいなものですね〜。
この９６４さんには、あかを落としてすっきり綺麗になって元気よくまた走っていただきたいと思います。あと何日かで完了です。それまでしばし冬眠してて下さいネ☆
|
|
|
