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今だから 空冷エンジン でしょう!!!★PART〜3★

最終更新日2009/06/19
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ご無沙汰しております。(・ω・)/ 近頃雨が降ったりやんだりと・・・・・
おまけに落雷が多発したりと
何がなんだかわからない空模様が続いて、
当社隊長は落雷があるたびに、
ショールームで見ている車DVDの画像が《ぶれ》てしまい
一人で、落雷に怒鳴り散らしている(*゚Д゚){ゴルァ!!]今日この頃ですが、
皆様はいかがお過ごしでしょうか_( ̄▽ ̄)ノ??
前回に引き続き、今回もポルシェのブレーキの素晴らしさを
お話させて頂きます(*`∀゚)bイェイ★

一度でもフルコースのサーキットを走行した事がある方は、
お分かりだと思いますが本当にブレーキには過酷な世界です.。゚(p´ロ`q)゚。
まぁ、通常の国産車のブレーキは大体2周ぐらい、
ハイパフォーマンスカーと言われる車のブレーキでも、
5・6周も走ればフェード現象が起きブレーキが効かなくなります( ̄○ ̄;)

しかし、空冷ポルシェのブレーキは・・・・・・・・!!!

そんな事は起きません!!!30周・40周と走って、
初めて踏みシロに少し変化が出てくるぐらいで、
制動力の著しい低下!!!などにはなりません。

が!!!!!?

うちの隊長のように直線番長の方は
どんなに空冷ポルシェのブレーキが素晴らしくとも、
止まりきれない場合があるのをお忘れなく・・・・・・(●´∀`●)
それは、直線で踏みすぎて止まれないだけで、
決して空冷ポルシェのブレーキ性能が低いわけではありません。
うちの隊長がブレーキアプローチが遅いだけですあしからず・・・。
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国産メーカーも、ポルシェと同じ大きさのブレンボブレーキを
装着している車両がありますが、それがサーキット走行して
ポルシェと同じぐらいフェードしないのかと言いますと・・・・・
不思議なことに、空冷ポルシェより先に脱落してしまうのです(´・ω・`)

これは、何故でしょうか!!!!!?

早速、うちの隊長に聞いてみましょうヽ(*´▽`):゚・+。
「隊長!!!、何で空冷ポルシェは同じ大きさのブレーキを装着している
 他メーカーの車より、フェードしないんですかぁ??
 教えてくださ〜い!!!」
「しょうがねぇから教えてやるよ(* ̄▽ ̄)σ
 一言でブレンボブレーキといっても、色々種類があるし
 付けりゃいいってもんじゃないし、俺も昔“恥ずかしい”んだけど、
 ビックキャリパーいれたことあるんだよ
 ビックキャリパーローターセットをさぁ・・・・・
 140万ぐらいかかったけなぁ〜・・・・・
 確かにキャリパーでかいと止まるよ!!!
 だけどさぁ、
 一瞬でABSが作動する域まで一気に効くわけよぉ〜
 でもね!!!
 踏みシロの幅がさぁ足でコントロールするには狭すぎる訳よ(ノω・)
 バイクのブレーキはいいよね!!!
 指でコントロールだからさ!!?
 要は、それぐらい狭いコントロール幅になっちゃた訳よ(´_`。)
 だからビックキャリパー付けても乗りにくくなっちゃたり、
 ブレーキバランスや足回りまでリセッティングすることに
 なっちゃう訳だ!!!!」

「そっかぁ〜!?でかいブレーキ入れれば止まる
 というわけではないんですねぇ〜・・・隊長!?」
「そうそう、そうなんだよ確かにでかいブレーキを入れれば
 制動距離は減るかもしれないけど車にとって一番大事な
 “バランス”が狂ってしまうのでポン付けしかしていない
 国産ブレンボなんかはダメになっちゃう訳よぉ!!!ワカル?
 まぁ、日本の速度設定は100キロだからなぁ・・・・・
 ドイツは200キロぐらいの基本設計だからなぁ〜・・・・ 20年経ったってそりゃあ違うよ!!!!
 基本設計速度が2倍以上違うんだからトータルバランスで言えば
 ポン付けブレンボに比べりゃあ空冷ポルシェは4倍も5倍も
 スゲー先に行ってるってことよ!!!!分かったか〜??」
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そう!!!空冷ポルシェは知っているのです。
うちも隊長も絶賛しておりましたが
ブレーキ性能がローター径やポッドの数ではなくトータルとして
ブレーキシステムを構築しないといけないことを・・・・・( ̄皿 ̄)ニヤッ

一番初めにホイールのインチアップを行ったのは、空冷ポルシェです。
しかしそれは最新の車に多いファッション性や
デザインを良く見せる物とは違い、
ブレーキの容量を大きくする為だったのです!!エッヘン

うちの隊長は、
当時!!!17インチのタイヤが安くなったんで、
業者が沢山売りたいからじゃないの〜??
それかタイヤを作りすぎっちゃって余ってるんだよぉ〜!!!
と先ほどとは打って変わって
訳の分からないこと言っております(・□・;)
しかしその後、標準ホイールが16インチになってから
空冷最後のモデルである、993タイプに至るまで
ブレーキ容量を増すための、標準ホイールのインチアップは
行われませんでした。
「隊長!!!!何で空冷ポルシェブレーキ径を
 大きくしなっかったんですかぁ?
 大きくした方がいいんじゃないですかぁ!!!?」
「ポルシェは、964・993は殆ど重量変化がないだろ!!!
 だから1990年から1998年最終モデルまで
 標準ナローボディなんかは当然ブレーキを大きくする
 必要なんかないんだよ!!
 そりゃターボは馬力があるからブレーキを大きくするよね?
 だけど空冷ポルシェは“電子制御装置”を追加する訳でもないし
 スポーツカーだから“ナビ&テレビ”を標準装備する訳でもないし
 排気量アップして“エンジン”が重くなるわけでもないから
 そして“車両重量”も“重量配分”も変わらないから
 ブレーキ仕様変更なんて必要ないんだよ!!!!
 そりゃぁあさあ何年かにいっぺんは
 ブレーキが大きくなったりしてモデルチェンジ!!!
 とか謳っちゃったほうが売りやすくなったりするけどさぁ
 空冷ポルシェは突き通したよね。
 無駄な開発はしないし、すればそれだけユー ザーに対し
 車両価格を上げなければならないという・・・・
 国産なんかじゃありがちな事は絶対にしないなぁ・・・
 理論的だよな☆*゚・。:゚
 ベンツなんかさ、馬力を上げてエンジン重くなって
 電子制御沢山積んで更に重くなってそれで
 ブレーキ大きくしてるんだもんなぁそれも
 ベンツの理論なんだろうけどそれじゃ絶対止まれないよね!!!!」
隊長曰く!!!
そこが、空冷ポルシェの凄さの所以です('▽'*)vイェイ
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空冷ポルシェは、デビューしてから最終モデルの993まで、
エンジンやサスペンション構造など時代に合わせて
構造変更はございましたが、
基本になるボディスペック・車両の大きさは
変わっておりませんヾ(≧Д≦)

闇雲に大きなローターを装着しても、
うちの隊長も昔失敗しているように、
でかきゃぁいいってもんじゃない・・・・Щ(―Д―Щ)
と言っておりますし、
また、ここは日本ですから日本の通常の走り方では
小さいローターよりも馬鹿でかいローターのほうが
当然熱を持つのに時間がかかり、
初期制動が悪くなってしまい逆に危険が危なくなる場合もございます。これを“適材適所”とでも言うのでしょうか?
またキャリパーのポッド数を増やしてもそれをうまく冷却しなければ
性能を発揮できません!!

結果的に必要以上の大きさのブレーキシステムを装着すると、
コントロールしにくくなったり(`▽´;)
車のバランスが狂ってしまったり(((゜□゚;)))
またバネ下重量の
増加という、止まるだけではなく走りにも悪影響を及ぼします。
ポルシェは止まる技術に他社では、考えられないほどの膨大な費用をかけております∑(>□<;)!!

空冷ポルシェは20年前から無駄なことはしません。
こ・れ・は・凄い!!!!!!
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車全体をシステムと考え、
最適なバランスを考え
ブレーキ性能を100%発揮すること。それが
「ポルシェのブレーキは世界最強!!!」と言われる全貌なのです☆゚・:。*
そして、今日もうちの隊長は雨季の少ない晴れ間を縫って
ターボ3.6を“全開”にて走らせておりますヽ(゜▽、゜)ノワォ
説得材料ではございませんが、
この車もCPUはモーテックに変更
480馬力をノーマルエンジン・ノーマルマフラーにて発生中。
足回りは現代の技術の塊のショックに変更。
インタークーラーも中身はARC製に変更されておりますが
しかし!!!!
ここが重要!!!!!!!
ブレーキはまったく手を入れておりません・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何故なら
空冷ポルシェは“と・ま・る”からです!!!!サスガ★